初めてAI美女を生成して、あれこれしたい人へ。
AI美女かわいいのだー!
でも難しそう…
すごく簡単ですよ!
わたしもこの方法で生まれました。
AI美女ってかわいい。ガチ恋しそうだ。
「自分好みの子を生成したい!」と願う紳士も多いだろう。
これまで、クオリティの高いAI美女を作るには高いPCスペックや面倒な手順で導入することが必須だった。
初心者にはかなり難しい
そんな中、初心者でもこだわってAI美女を簡単に生成できるツールが2024年8月にリリースされた。
もちろん、高いPCスペックは不要なのですぐ始められる。
この記事では、
- ツールの概要
- 基本的な使い方
- クオリティの高い美女を生成する方法
について初心者でも困らないようにお話する。
生成した美女は、自分用(?)だったりSNSでインフルエンサーを目指したり写真集を販売したり活用方法はあなたのアイデア次第だ。
AI美少女の記事もあるのだ///
AI美女を生成する流れ
まずは初心者の方に向けて、流れを超ざっくりお話したい。
それぞれの手順にこだわることで、私たちの理想の美女が手に入るのだ。
詳しくは記事の後半です!
- モデルを決める
- プロンプト(指示文)を決める
- その他の設定をする
モデルを決める
「checkpoint」とも呼ばれる。
モデルは「AI美女を作るためのプログラム」であり、モデル選びでは「どんな画像を学習したか」が一つの重要なポイントだ。
例えば、”アジアの女性を学習したモデル”か”欧州の女性が学習したモデル”かにより、見た目や画像のクオリティは全く違ってくる。
どんな美女を生成したいのか考えてみよう。
イラスト風のモデルを選べば、こんな画像も生成できる。
料理に例えると…
料理に例えると「料理人」だ。
フランス料理(イラスト風画像)や中華料理(実写風画像)など、学習してきた料理(学習元の画像)により完成する料理(生成できるAI美女)は異なる。
プロンプト(指示文)を決める
「プロンプト」「指示文」「呪文」など呼び方は様々。
モデルは選ぶだけ(選択式)だったが、プロンプトはどんな画像にしたいか自由に書ける(記述式)なので、あなたの腕の見せどころだ。
基本の型やプロンプトの例も後半でお話してます
料理に例えると…
料理に例えると「レシピ」だ。
中華料理(実写風画像)を学んだ料理人(モデル)に、どんな料理(画像)を作ってもらうか指示するためのもの。
餃子(ナース服)か天津飯(メイド服)か…
Loraなどの詳細な設定
ここで高画質にする設定をしたり、Loraの設定をする。
Lora(Low-Rank-Adaptation)とは、上で選んだモデルに特徴を加えて調整することができるデータだ。
これを使うことで、より自分好みのAI美女を生成することができるのだ。
料理に例えると…
料理に例えると「料理のアレンジ」だ。
天津飯(メイド服の画像)を作るときに胡椒を振ったり隠し味を入れたり(Loraなど)。
その他の画像設定
画質サイズやアスペクト比(縦横比)を決める。
解像度は”高ければ高いほうがいい“というわけではない。
生成に時間がかかるし、無駄にサイズが大きいと管理も大変になる。
料理に例えると…
料理に例えると「料理の量」。
料理の量が少ない(解像度が低い)とせっかくの美味しい料理(画像)にも満足できない。
アスペクト比も重要。
立っている美女を16:9の横長で生成すると、とんでもないモンスターができあがってしまう。
…
Conoha AI Canvasの特徴
世の中のほとんどのAI美女は、StableDiffusionというプログラムで作られている。
ハイスペックなPCを持っている人は自分のPCに落とし込んで使えるが、そうでない人がほとんどのハズだ。
そんな人は、Conoha AI CanvasでStableDiffusionを動かそう。
StableDiffusion
midjourneyと並び、画像生成AIの中でも特に注目されている。
テキストから高品質な画像を生成するだけでなく、画像から画像を生成することもできる。
AI美女だけでなく、イラストやロゴ、アート作品からリアルな風景までさまざまな画像を生成可能だ。
Conoha AI Canvasとは?
運営企業:GMOインターネットグループ(株)
Conoha AI Canvasサービス開始:2024年8月1日
画像生成AI:StableDiffusion XL、1.5
公式サイト:Conoha AI Canvas初心者におすすめのツールはコレ。
使い始めるまでが簡単でピンクな画像を生成できる数少ないツールだ。
「エ●い」を「ピンクな」って表現してるのだ
大人の都合というやつね
高画質な画像生成
Conoha AI Canvasでは、StableDiffusion XLというバージョンを使用可能。
従来のStableDiffusion1.5より高画質で、複雑な構図に対応できるようになっている。
また、最新のGPUを使っているため高速で生成でき、高画質な画像の生成にも耐えられるのだ。
はやく作ってみたいな!
GPUって?
GPUは「Graphics Processing Unit」の略で、主にコンピューターの画像処理を担当する重要な部品である。
人間の体に例えると、画像処理を専門とする「第二の頭脳」のような存在。
GPU性能が低いと、生成の途中で止まることも…
低スペックなPCでも可能
低価格(990円/月〜)でStableDiffusionを使えるので初期投資を抑えられる。
オンラインでStableDiffusionを動かすので、低スペPCでもOKだ。
PCスペックはなんでもOKです!
StableDiffusion動かすなら最低でも15万円くらいなのだ…
ピンクな画像も生成できる
これが、このツールを使う最大の理由かもしれない。
かの有名なmidjourneyやImageFXだと「s⚫︎xy」などの言葉を入れると違反扱いとなる。
その点、Conoha AI Canvasは美女の全てを見せてくれるのだ…!
あいちゃんも…?
もちろん全部見せてますよ♩
枚数に制限なし
生成できる画像数に制限がないのもConoha AI Canvasのいいところ。
AI美女生成は、好みの子ができるまでトライ&エラーをくりかえす、いわば修行のようなものだ。
GPUの性能がいいので、1枚あたりの生成時間は3秒くらいだ。
Conoha AI Canvasは使う時間によって料金が増える仕組み。
あらかじめ、どんなモデルとプロンプトで生成するか決めておくとかなり料金を節約できるハズ。
生成している時間以外は、offにしておきましょう!
日本語対応|GMOが運営
日本の大企業「GMO」が運営しているので、英語なしで使い始めることが可能。
※プロンプトの作成やモデルのダウンロードサイトは英語
始め方も公式が動画で分かりやすく解説しているので困らないだろう。
国産サービスだから迷わないのはイイ!
始め方と解約方法
始め方と解約方法は、公式ページを確認しよう。
※動画と画像で分かりやすく解説されているのでお話しすることがない。
サポートも日本語OKです
短期間やお試しで使うことを考えている人は、解約予約をしておこう。
Conoha AI Canvasは、そのままだと自動更新になっている。
この手続きをしても、期間満了までは使うことができるのでおすすめ。
料金
> Conoha AI Canvasの料金【公式ページ】料金は↑のとおりだ。
使う時間ごとに、どのプランがいいのかまとめてみた。
使用時間 | エントリー (保存容量30GB) | スタンダード (保存容量100GB) | アドバンス (保存容量500GB) |
---|---|---|---|
1-3時間 | 990円 | 3278円 | 7678円 |
4時間 | 1386円 | 3278円 | 7678円 |
5時間 | 1782円 | 3278円 | 7678円 |
7時間 | 2574円 | 4070円 | 7678円 |
10時間 | 3762円 | 5258円 | 7678円 |
13時間 | 4950円 | 6446円 | 7678円 |
エントリー以外選ぶ意味ある?
保存容量って重要?
保存容量を圧迫するのは生成する画像とモデルだ。
しかし、生成した画像は自分のパソコンやスマホに保存すればいい。
モデルも必要なものだけ使えばいいので、保存容量は気にする必要はないだろう。
エントリープランで始めよう。
モデルやプロンプトをあらかじめ決めておけば、かなり時間を節約できる。
高いと感じるかもしれないが、初心者でも3時間も使ったら”画像生成する感覚“を掴めるハズだ。
本気で取り組みたくなったら、ハイスペックPCの購入やGoogle Colaboを検討してみよう。
商用利用
Conoha AI Canvasを使って生成した画像は、商用利用可能だ。
ただし、モデル(checkpoint)の作者が「商用利用不可」としている場合もある。
モデルをダウンロードするときは、その点も注意しておこう。
ここは自己責任なのだ!
AI美女の作り方|基本編
モデル
楽しいモデル選びをやってみよう。
以下の手順でやればOKだ。
「StableDiffusion」「モデル」「おすすめ」などで検索。
cvitai(モデルやLoraの共有サイト)へのリンクがあると思うので、そこからダウンロードしよう。
おすすめはこれよ
以下の手順で、ダウンロードしたモデルをConoha AI Canvasにアップロードしよう。
なお、もともとアップロードされているモデルは、美女生成には微妙なので削除してOKだ。
削除しないと保存容量を圧迫するのだ
「AI」タブの「詳細情報」をクリック → 「ファイルマネージャー」をクリック → 「home>date>models>Stable-Diffusion」にアップロード
「①モデル選択」で、アップロードしたモデルを選択できるようになっている。
これでモデルをセット完了だ。
プロンプト
プロンプト(指示文)には「プロンプト」「ネガティブプロンプト」の2種類がある。
ざっくり言うとこんな感じだ。
- プロンプト
-
こんな画像を生成したい!というキーワード。
品質と見た目に関するプロンプトがある。
- ネガティブプロンプト
-
こんな画像にしたくない!というキーワード
品質と見た目に関するプロンプトがある。
これらのキーワードを英単語で並べて書くのが一般的だ。
そうはいっても分からんのだ!
迷うと思うので、私がよく使う「型」を紹介する。
このままコピペで張り付けて生成してみよう。下線の部分を修正するだけでイメージに近い美女を生成できるハズだ。
入力したらこんな感じになる。
プロンプトの例
(masterpiece, best quality:1.2),8k,RAW photo,(Realistic, hyper realistic, photorealistic:1.3),Ultra High Res,intricate details,ultra detailed,High quality texture,distinct image,
(1 beautiful idol, 20 years old),perfect body,Detailed beautiful delicate face,Detailed beautiful delicate eyes and eye highlights,(brown medium hair:1.2),(happy, half asleep:1.1),dress,(blush:1.4),
ネガティブプロンプト
(blurry:1.5),(worst quality:2),(low quality:2),(normal quality:2),monochrome,grayscale,muscle,skin blemishes,lowres,bad anatomy,hair ornament,((long neck, long arm, long body, long leg:1.3)),
実際の画像とプロンプトを見比べたいならちちぷいというサイトがおすすめ。
ちちぷいは、画像専用の投稿サイト。
投稿された画像にはプロンプトも一緒に載っていることがあるので参考になる。
完全無料なのもいいね!
生成する枚数とサイズ
③の部分で、一度に生成する枚数とサイズを設定できる。
拡大したのがこちら↓
この設定だと512×512ピクセルの画像を5枚生成する。
縦動画に使うならなら450ー800がおすすめです!
Width:画像の幅
Height:画像の高さ
Batch count:生成する枚数
リアルなAI美女を生成|テクニック
- 高画質化(Hires.fix)
- Loraを使って個性をだす
- 効率的に生成する
高画質化(Hires.fix)
Upscaler:画像の解像度を向上させるためのアルゴリズム(方法)
Hires steps:高解像度化する手順の回数
Denoising strength:画像生成時のノイズ除去強度
Upscale by:高画質化の倍率
この設定をすることで高画質な画像を生成できる。
Hires.fixによる高画質化は、以下の流れを「1枚の画像生成」という形でおこなっている。
- 通常の生成
- 生成した画像を高画質化
Upscaler
わたしは「R-ESRGAN 4×+」をよく使っているが、Latent(nearest)もよく使われているようだ。
いろいろ試してみよう。
そこまで大きくは変わらないのだ
Hires steps
ステップ数が多いほど緻密な画像が生成される。
10〜20が推奨されています
Denoising strength
0から1の範囲で指定できる。
値が大きいほど描き込みが増えるが、元画像からの乖離も大きくなる。
Upscale by
画像を何倍にしますか?ってこと。
この画像を見て分かるように、「Upscale by」を2にすると「512×512」が「1024×1024」になっている。
画像のサイズ(容量)も大きくなる。
Loraを使って個性をだす
AI美女って顔似てて個性ないのだ…
そう思っているあなたはLoraを使おう。
Loraは特定のテーマに基づいて学習したデータで、たとえば「s⚫︎xyポーズ」を学習しているLoraを使えば紳士が悦ぶポーズの美女を生成できる。
「あい」という人物を学習していれば、「あい」の顔を生成できる。
AI美少女やおすすめのLoraについてお話ししているので参考にしてほしい。
Conoha AI Canvasを開いて、以下の場所に保存しよう。
「AI」タブの「詳細情報」をクリック → 「ファイルマネージャー」をクリック → 「home>date>models>Lora」にアップロード
Conoha AI Canvasを立ち上げて、アップロードしたLoraをセットしよう。
せっとしたLoraをクリックするとプロンプトに反映されて有効になる。
効率的に生成する
Conoha AI Canvasでは、短時間で効率的に生成しなければ余計な料金がかかってしまう。
そこで、大量に生成して構図や美女が気に入ったものだけを高画質化すると効率がいい。
具体的な手順は次のとおり。
プロンプトやモデルなどによってコントロールできるが、最終的には「ガチャ」だ。
プロンプトを変えながら、前述したBatch countを上げてたくさん生成しよう。
大量の画像の中から、お気に入りの画像を選ぼう。
自分のPCにダウンロードしておく。
「PNG info」タブ → 選んだ画像を放り込む → 「Send to txt2img」
これをすると、txt2imgタブに生成した画像の情報が送られる。
前述したHires.fixを設定して生成しよう。
おわりに
AI美女は生成して終わりではない。
加工して収益化したり、アイデア次第で様々な可能性が広がっている。
ずんだもんと会話する動画も面白いかも!
AIの進化は爆速で、今では画像をAIで加工してより魅力的なコンテンツを作れるようになっている。
AI美女を動かす方法としては、Runway Gen-3やLuma aiおすすめだ。